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 ジャンニーニの娘さん、マリアさんが、私のフィレンツェ訪問後の翌月に、日本を訪れた。SdP記事で紹介したマンニーナさんと同じく、東京、新宿の伊勢丹デパートでの大イタリア展に参加したのである。店舗での取材のお礼を言うと共に、その時、撮影した写真も渡すことができた。
 マンニーナさん同様、次から次にやってくる客に、マーブル紙の作成手順の実演を示されていたが、やはり、観光する暇もない日程とのこと。きさくな彼女にも、是非、再来日してもらい、京都を案内したいと思っている。また、できれば、お父さんのエンリコさんにも、直接、伝統の仕事の話を詳しく聞かせてもらいたいものである。
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 ところで、以下に、マーブル紙の作り方を、マリアさんの作業から、簡単に紹介したい。なお、一見、簡単そうに見えるが、材料ひとつとってもノウハウがあり、とても真似はできないことも付記しておきたい。
How to make mable paper-1
(1)特殊な溶液の上に染料を
   筆でたたいて落とす  
How to make mable paper-2
(2)ヘラを動かし染料の膜に
   模様を作りだす    
How to make mable paper-3
(3)続いてクシ様の道具で  
   平行なパターンを作り出す
How to make mable paper-4
(4)溶液の上に紙を置き
   模様を写し取る  
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ジャンニーニの製品は、墨流しにつながるマーブル紙といい、古文書の字体そのものに美しさを認めている点が東洋の書道につながるようなことといい、なにか、我々日本人の美意識に通じるものがあると、私は感じている。フィレンツェを訪れた人は、是非、ジャンニーニを訪れてみることをお薦めしたい。

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Eメールアドレス:leonard@prmvr.otsu.shiga.jp

(1997.01.28 初版、1998.02.21 改訂)


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