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日本へ手作りの靴を送る
松山さんの本のお陰か、日本からもファックスでオーダーメイドの靴を注文する客も少なくないとのこと。訪問時点で、何十という依頼が入っていた。足の形とサイズの情報があれば、靴を作れるという。そういう話をしてくれていたマンニーナさんは、「これは日本へ送るもの」と靴の入った小包を見せてくれた。            

マンニーナさんの親切な説明も一通り終わり、表の店に戻ると、日本人の観光客も何人か来ていた。英語のできる女店員さんと奥さんが、愛想よく応対している。あのお客さんも、なにか、親方の良い品に出会っただろうか。グッチやフェラガモのような大手ではないが、確実にファンは増えていると、私は思った。店に来れば、マンニーナさんに会えば、誰もが何か感じるだろう。

人間味あふれる、笑顔が素敵なマンニーナさん。
あの温かいコーヒーの味は、忘れられない。

マンニーナさんは、私の訪問の3週間後、東京に来た。伊勢丹の大イタリア展にて、手作りの靴の実演、受注を行うためである。6日間の滞在中、お客さんは、引きも切らず。マンニーナさんも、うれしいやら、忙しいやらの毎日だった。私も、もちろん、陣中見舞に訪問。今回は、オフの時間なしでの来日。観光も出来ないとのことだったので、次回の来日には、京都や奈良の案内を是非したい。



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(1996.11.13 初版、1998.02.21 改訂)

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