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松原さんは、あと数年で還暦を迎えるが、とても、そうは思えない精神的若々しさで
生き生きと仕事をされている。よく引き合いに出される、サムエル・ウルマンの”青春とは心の持ちかたを言う”をまさに実践されている万年青年である。
その若々しさの発露と言えるように、松原さんは常に新しい材料やパートナーも探されている。例えば、今春見せてもらったのは、和風のデザインにふさわしい新しい金色のシール。これを黒い艶のある紙と一緒に使った作品は、あたかも漆塗に蒔絵をあしらったかのような高級感あふれる和装品ディスプレイ用の小道具となった。同じように人との出会いも大切にされている。先日会った30過ぎの若手経営者は、見識もすばらしく、礼儀も正しく、本当に良かったと、商売そのものよりも、相手の人柄に出会えたことを率直にうれしそうに話されていた。
そういう松原さんは、現在も発展し続けているインターネットが、このような人や技術との出会いを、もっと劇的に演出してくれるのではと期待している。そして近いうちにデザイン工房、alfa boxのホームページも出されるそうである。

(1996.11.22 初版、1998.04.28 改訂)