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フィレンツェのマーブル紙は、皆さん、御覧になったことがあるだろうか、左は、ジャンニーニの店で作って販売しているマーブル紙の一例である。基本的には、日本の墨流しの親戚にもあたり、液体表面に現われる美しい模様を紙に写し取ったものである。一見、同じパターンの繰り返しに見えるが、よく見てみると、微妙に違う模様ができ上がっていて、これは、木の葉が一枚一枚違っているのと同じく、自然の奥行きの深さをも表わしている。印刷物や、コンピュータグラフィックスでは、表現できない味のある模様である。 |
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ジャンニーニの店では、このマーブル紙を2階の工房で作って、店舗販売している。マーブル紙そのものも、もちろん売られているが、左のように、ギフトカードにあしらってあったり、本の装丁などに用いた商品が多数、店の中に展示されている。 このギフトカードも、日本の大量印刷品とは、一味も二味も違った雰囲気の品である。また、同じ手作りであっても、日本の観光地での民芸みやげのような感じでもない。大量生産の味気なさは排除しつつ、確かな技術による、腰のすわった一品料理という印象がする。若い人にピンとくる表現で書けば、F1マシンのような、しっかりしたものにでき上がっているのである。(手作りでありながら、再度の繰り返し生産も、ある意図に沿った結果もキッチリ作り出せる、もの作りといえば、良いであろうか。) |
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ジャンニーニの店の中は、右の写真/ビデオで知ることができる。数十平米の店内には、ステイショナリー関係のものが、小ぎれいに並べられている。東京の銀座などにある文房具店の高級品の展示フロアほどの、すました感じはないが、日本の普通に見られる文房具店のように、大量生産された文房具が並べられている様子とも違う。しいて言うと、京都で伝統工芸としての扇子を販売している老舗の雰囲気であった。 |
![]() ジャンニーニの店の中 (click here for movie: 1MB) |
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右は、ジャンニーニの店の外観。ピッティ宮殿前の2階?建ての長屋のような建物の中にある。撮影は、取材の翌日で日曜になっていたので(イタリアやドイツでは、普通、日曜は商店はお休み)、ショウウィンドゥにも、格子が降ろされていた。シャッターではないため、展示品を見ることができる。マーブル模様の蛙なども置かれている面白さもあり、また訪れたいという気持ちにもなる。 |
![]() ジャンニーニの店の外観 (click here for movie: 1MB) |
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