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 今回は、人生2度目のヨーロッパ旅行。いくつかの所用での旅でしたが、その中でのハイライトは、初めて、ヨーロッパの鉄道に乗ったことでした。11日間の滞在中で乗った列車は5本、直線距離にしても1500kmを越えた旅です。日本国内ならば、九州から北海道まで行けるくらいの行程でした。しかし、この鉄道旅行は新たな刺激を私に与えてくれました。ヨーロッパの鉄道は、かなり快適なものです。ドイツのICEという超特急とイタリアの寝台車に乗ってみましたが、改めて鉄道の旅の素晴しさを感じました。慣れっこのJRで、そういう形のものが鉄道だ、という先入観念に囚われていた自分も再発見しました。これから、もう少しヨーロッパの人達に自分も近づける希望も与えてくれました。
 そのヨーロッパ鉄道体験を、是非皆様にお伝えしたいと思い、筆をとった次第です。初心者の知見ながら、参考になれば幸いです。
左の赤い線が、今回の鉄道の旅の経路です。

乗降都市
1:ミュンヘン [ドイツ]
2:シュツットゥガルト [ドイツ]
3:ブランシュヴァイク [ドイツ]
4:ハノーファー [ドイツ]
5:チューリッヒ [スイス]
6:フィレンツェ [イタリア]

旅程
1)1→2:ICE(都市間超特急)所要2時間5分
2)2→3:ICE(都市間超特急)所要4時間3分
3)4→2:ICE(都市間超特急)所要3時間45分
4)2→5:Dツーク(急行列車)所要3時間2分
5)5→6:EN(国際夜行列車) 所要8時間24分

<注> ICE=Inter City Express
   EN=Euro Night

 今回の鉄道の旅は、団体での特別企画旅行の間に、ドイツの友人に会ったり、個人的仕事のために、途中数日間を別行動する必要から始まりました。最初は、旅行会社の人も、国内航空便を手配しましょうか、と声を掛けてくれたのですが、それほどの長距離でもないし、国の様子を知るためには、鉄道旅行もいいかもしれない、と思ってトライした次第です。
 日本からのパック旅行で、ヨーロッパ現地の移動は、原則的に飛行機かバスの利用がメインです。私も外国の鉄道のことは、それまであまりよく知りませんでした。一念発起で本屋さんに事前準備のために行って見ると、さすがに鉄道ファンも少なくないだけあって、いくつか参考書が並んでいます。私の場合、次の2冊が参考になりました。

    ☆トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表
    ☆地球の歩き方  ヨーロッパ鉄道の旅マニュアル

耳で聞いたことのあった、ヨーロッパ鉄道乗り放題のユーレイルパスや国際夜行列車のこと、各国の鉄道が高速化に向かって進んでいる様子などを初めて知ると次第に旅の始まりが待ち遠しくなりました。しかし、添乗員の人がいなくても、ちゃんと列車に乗り込めるか、駅で迷わないか、という不安が頭の片隅にあったことも確かです。座席指定は現地へ行ってからでも大丈夫とのことでしたが、日本からも予約可能なシステムがあると、本に紹介されていたジオクラブの大阪オフィスにて、念のために手配してみました。(指定席料金600円に対して、衛星通信利用での手数料が2000円もしたのですが、これは安心料と言い聞かせました。実際この予約が、後で功を奏しました。)
 また、ユーレイルパスの廉価版、ユーロパスも購入。3か国で延べ5日間有効のものにしました。夫婦2人だったので2人めは半額になり、56000円。このパスで、1等でも2等でも乗り放題です。(寝台車は、別途料金が要りました。)

p.2 に続く