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ヨーロッパ鉄道初体験は、予定より早く始まりました。団体行動中に体調を崩して結局、他の人と同じバスでの移動は控えて、先にシュツットゥガルトの宿に入り休息することになったのです。
ミュンヘン空港から、ミュンヘン中央駅までたどりつくと、これがドイツの鉄道駅なんだという感慨の気持ちで、体調が悪いのも忘れ、思わずビデオカメラを回していました。下の写真とビデオは、その時、撮影したものです。
![]() ミュンヘン中央駅構内 (movieサイズ:3.7MB) |
駅の構造は、日本のものとは違い、全体が工場のように天井が高い建物の中に納まっています。たいていの中央駅は、ここと同様にプラットフォーム間の移動で階段を登る必要はなく、重い荷物を持った旅行者にも親切な設計になっていました。プラットフォームがフォークのように端で一緒になっているからです。乗客は空港のようにカートを押して、重い荷物を運んでいます。このような駅の構造で、日本で唯一似ているのは、東京の上野駅の1階部分でしょうか。 駅全体の案内表示は日本の空港のような形式で行先と発車ホーム番号が記されています。ホームの列車/発車時刻と切符の号車/席番号を確認して乗り込みました。いよいよ、初めてのヨーロッパ鉄道の旅の始まりです。 |
シュツットゥガルトまでは、ドイツの誇る超特急ICEを利用しました。2等席でも、ゆったりとしたシート。これに感心していると、列車は滑るようにホームを離れました。ほとんど、振動も音も感じません。ミュンヘン中央駅からは、途中アウグスブルク、ウルムに停車し、目的地のシュツットゥガルトまで約2時間の旅です。
![]() 南ドイツの沿線風景 (movieサイズ:2.2MB) |
ここにお見せするビデオは、インターネット配信の都合でコマ数を減らし、画質も落とさざるをえませんでしたが、実際はもっとスムーズで流れるように車窓の風景は過ぎていきます。 高架部分は、あまりなく、普通列車と同じ線路を最大で”のぞみ”並みの250km/hのスピードで走るのです。南ドイツの田園風景、必ず教会の塔が見える町々が、次々と過ぎ去っていくのは、飛行機では味わえない楽しさです。また、駅での人々の様子や乗り込んでくるドイツの人々、愛想の良い女性車掌さん、こういった雰囲気は貸切のバスツアーでは味わえません。後ろの席では、英語で旅行者同士の会話がはずんでいます。アメリカから来た若者と地元の人が話しているようです。もう少し自分にも語学力があったら、" I came from Japan. Nice to meet you! "とやりたい気分です。 |
![]() ウルム駅の時計 |
途中のウルム駅で面白いものをみつけました。なんと駅の時計に秒針が付いているのです。日本の駅の時計でこういうのに、お目にかかったことがありません。私は学生時代、地球科学を専攻していた時、講義で”地球科学を志す者は、秒単位まで時計を合わせておくこと。(データの信頼性を確かにするため)”と助教授から言われた縁で、腕のデジタル時計は、毎日時報に秒まで合わせています。これと駅の時計の秒針を比べたら、合っているではないですか! 恐らく、鉄道関係者も、ダイアを守ることに誇りを持っていることの表われでしょう。さすがに、徹底してキッチリしたことを好むドイツ人!、と感心してしまいました。 ちなみに、ウルム駅は13:49着、13:51発のダイアです。この写真の時計と列車の停車時刻、合っていますでしょうか? |
![]() シュツットゥガルト駅風景 (movieサイズ:4.0MB) |
そうこうしている内に、ICE はシュツットゥガルトに到着しました。降車時は、ステップを 2-3 段降りる必要があるのが難点ですが、重そうな荷物ということで、周りの人が助けてくれました。 ダンケ・シェーン! 駅は、ミュンヘンとはまた違う趣きで、駅舎正面内部側にはなにやら人の彫刻があり壁の1914年という年号が歴史を物語ってます。引き込み線の終端(フォークの根元)には、みやげもの店、書店、サンドイッチ等の軽食販売の店、コーヒーショップ、銀行、それと InterCityHotel というICEにちなんだ名前のDB(ドイツ鉄道株式会社)直営のホテルなどがありました。 |
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