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 ドイツのICEは、最初のミュンヘン→シュツットゥガルトの旅につづいて、あと2回乗る機会がありました。いずれの時も、その快適な社内設備とサービスの仕組には感心しました。ここで、その説明をしてみましょう。


 ICEは、まず、1991年 6月2日よりハンブルク/ミュンヘン間で営業開始した超特急で、最高速度は、新線では 250km/h、従来の線を改造した線では 200km/hという速さで走ります。実験段階の1988年には、406.9km/h の記録も樹立しています。現在、第三世代のICE3も開発が進んでいて、1998年にデビューとのことです。
ICEの席は、小部屋形式で分けてあるコンパートメントタイプと、日本の鉄道の席に近いオープンサロンタイプの2通りがあります。ここのビデオはオープンサロンの2等席のものです。通路の両側それぞれにはテーブルを挟んで2人掛けのシートが向かいあっています。シート間隔は、ゆったりとしていて、2等でも新幹線のグリーン席くらいの余裕があります。
列車の中央部にコート掛けと荷物置き場がしつらえてあります。(右の写真の真ん中、緑色のところ)

ICE車内の様子
(オープンサロンタイプ)

(movieサイズ:858kB)
ICEのシートには、オーディオやライトのボタンがついていて、旅客機のシートのようです。音楽を聞きたい人は、車掌さんから有料でヘッドホンを借りるか、持参するかになります。席によっては、ビデオ画面のついているのもあるようです。

ICEのシートはエアラインみたい
ヨーロッパで伝統的なコンパートメント席は、丁度日本のB寝台車をドア付きの個室にしたような感じです。ICEのものは、薄青のガラスのドアで仕切られていて、2等の場合は、3人掛けが向かいあう6席で1室となっています。入口内側の上にあるダイアルで部屋の温度調節ができるので、乗客の好みで暖かくしたり、涼しくしたりできます。
ドイツの鉄道は、改札がなく、車内の検札で乗客の確認をします。入口外側にはシートの予約状態が書かれた紙がプラスチックのケースに入っているので、これを見ればこの席が空いているのかどうか予約なしで乗った人でもわかるようになっています。
日本を例にすれば、新大阪から乗った人が空いている席をみつけた時に、その席が東京までずっと空いているのか、名古屋から予約した人が乗ってくるのかがわかるので便利です。
一方、1等のオープンサロンシートは、通路を挟んで2人掛けと1人掛けで、シート間隔のゆったりさは、旅客機のファーストクラスの雰囲気です。 ICEのシートは、ドイツ人好みでやや固めですが、フォルクスワーゲン等のドイツ車と同じく長時間すわっていると逆に疲れないタイプのものです。車両間には、運行経路、現在時刻、次の停車駅の到着時刻などを教えてくれている液晶表示盤もあります。また、広告のディスプレイも、イキな形で出ていました。

ICE車内の様子
(コンパートメント他)

(movieサイズ:2.5MB)

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