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--- ぎ お ん ま つ り ---
宵山(7月16日)

宵山暮情
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宵山になると、見物の人並みは、ぐっと増える。
週末に当たるかどうかでも違いがあるが、感覚的には、宵々山の1.5倍から2倍の人がいるようだ。 露店も繁盛しており、夜の7時を回ると、店に立ち寄る客と通過する人で、満員電車状態になっている通りもある。 鉾の上では、お囃子が続いており、ニュースで毎年言われている”コンチキチン”の調べが夏の夜に流れている。風も凪いで熱気あふれる辻々を、私は流れる汗と共に、山鉾見物に回った。 浴衣に団扇のお嬢さんたちも、巷に多く繰り出し、その艶やかさを競っている。
祭自体は、神事なので、お囃子等の祭の主役として女性は参加しない。今は、女性の神輿担ぎも認められる東京や大阪の祭と、このあたりは違う。

♪御信心の御方様は〜
受けてお帰りなされましょう♪

(お守りどうですか)
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子供は、お守り、ちまき、ろうそくを見物客に勧めたり、お囃子方を務める子がいたりと、祭の中での役割を受け持っている。そうして育つうちに、更に大事な役目を持つようになっていき、人生の中で祭の伝統が自然と身についていくようだ。
各山の飾り席の他、旧家では先祖伝来の秘蔵の屏風や鎧なども展示している(屏風祭)。例えば、洛中洛外図屏風など、有名なものも飾られている。この3日間は、京都市内が新たに伝統美術館と化したような観があり、いろいろと美しい伝統美を見ることができる。

池坊学園も生け花を学内展示
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生け花で有名な池坊の学園は、京都の中央、四条烏丸に位置するが、そこは祇園祭の宵山の中心地でもある。学園内では、祭を祝って花を生け、見物客に公開している。
その四条烏丸付近の混雑は夜が更けても収まる様子はない。11時を過ぎても、人々は宵山を楽しんでいる。そうしている内に、日和神楽の囃子が、町中を練り歩き、明日の巡行の晴天を祈願する。町衆は夜半まで大変であるが、翌朝は、もっといそがしくなる。

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