--- F1 Japanese GP SUZUKA 1987 ---
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ついに、鈴鹿にF1がやってきた!
初日午前のフリー走行
(ホームストレート)

( click here for movie: 1.9MB )

 初めて、F1の姿、エンジン音、スピードに接した時、誰しもがなにかしら感じる筈である。私も含め、ここ鈴鹿に来た人は、テレビや雑誌を通じF1の素晴しさを知っていたが、本物を目のあたりにして、心の奥底まで揺さぶられた。そういうファンの気持ちを知ってか知らずか、早く鈴鹿サーキットの特性をつかみたい各ドライバーが次々とホームストレートを全速で駆け抜けていく。
 当時の1.5リットルターボのエンジン音は、今の3.0リットルの高回転NAエンジンに比べ、低めでくぐもった音である。ビデオのサウンドにて、是非確認していただきたい。
 また、当時の観戦スタンドは東サーキットのグランドスタンド、最終コーナー、シケインのみ、あとは全て自由席(草地に丸太で段をつくったもの)というように、1996年の今の配置とは大きく違っていた。


プロスト
(初日午前のフリー走行)
(ヘアピンにて)

( click here for movie: 1.9 MB )
現在とは違い、周回数の制限のない中、各ドライバーは積極的にセットアップのポイントをつかもうとコースに出ていた。かなりの台数が同じ時間帯にコースに出ている様子は、(1996年)からは想像できない景観である。左は、第1回のフリー走行のヘアピンでの撮影である。
ターボラグでNAよりレスポンスが遅いためF1マシンのコーナリングも今から見るとゆっくりしていた。

ほんの数m先を
200km/h以上のスピードで

(初日午前のフリー走行)
(ヘアピン後の200R 出口にて)

( click here for movie: 2.4 MB )
左は、西サーキット、ヘアピンを出た後の200Rを過ぎたところで、スプーンカーブへ向かう短い直線部分。このように、観客の目の前を 200km から更に加速していく様子が、ぐ前で行われる。見ている側と高速走行の 1マシンの間には何もバリアーがなく、観客としても少し勇気のいるところ。ここも翌年からは、青いシートで目隠しされてしまい、今では、このように間近でマシンが疾走するのを見れる場所は、鈴鹿サーキットではなくなってしまった。
安全上は、その措置で良いと思うが、当時の楽しみの一つが消えたのも確か。

コースの清掃は竹ぼうき
レースを現場で見るのが、初めてだった私は、テレビや雑誌では伝えられていないF1の舞台裏にも興味があった。午前中のフリー走行が終わったあとに、マーシャルが出てコースの清掃を始めた様子にも夢中でカメラを回した。ハイテクのレースにも、竹ぼうきが活躍するのかと、妙に感心してしまった。何を掃除しているかというと、F1決勝レースの後半になると、テレビ放送でも確認できるように、コース上にスリックタイアの摩耗によるカスが出てくるのを皆さんもご存じかと思う。フリー走行でも同様に出てくるこのタイアカスを掃き出しているのである。ちなみに、このように出てくるカスは、レース関係者の間では、ヒジキ(そうあの海藻のヒジキ)と呼んでいる。このヒジキは、鈴鹿サーキットのおみやげとして、グラベルの小石、砂と共に瓶詰にして、売店でも売られている。

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