トップページ > モーツァルト研究 > ミサとレクイエムの構成 > ミサ/レクイエムの式次第 アレルヤ唱 または詠唱 | |
ミサ/レクイエムの式次第 |
![]() |
A-2-c. アレルヤ唱 (Alleluia) または詠唱 (Tractus)(固)(歌) 前述のつなぎの聖歌の第2曲です。 通常のミサでは福音書の朗読前に、聖福音の中に語られるイエス=キリストの教えをたたえて「アレルヤ唱」が歌われますが、「死者のためのミサ」など、悲しみや悔い改めの情を表すミサでは、輝かしい「アレルヤ」に代えて音を「長く伸ばした (tractus)」詠唱が歌われることになっています。テクストはその性質上、「入祭唱」等よりずっと主観的です。 |