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ミサ/レクイエムの式次第
 聖体拝領唱 (Communio)


B-3-c. 聖体拝領唱 (Communio)   (固)(歌)
      「レクイエム第12曲後半:Lux oeterna」


 ここでいよいよ「聖体」とされたパンとぶどう酒を飲食する「聖体拝領」の部になります。
 「聖体拝領唱」は、初期には信徒一同が聖体拝領している間に歌われたものですが、「ローマ典礼」時代には、司祭が拝領前の祈りをし、パンとぶどう酒を飲食し拝領後の祈りをし、聖器を後片付けするという一連の動作の間に歌われました。
 「聖体拝領唱」はふつう聖書の一節(特に詩篇)をそのままテクストして歌いますが、「死者のためのミサ」の場合はここでも例外的に、「入祭唱」以来既に何度も繰り返されてきた死者の安息のための祈り
Lux oeterna luceat eas, Domine......(主よ、あなたは情け深くあられますから・・・」になっています。


「レクイエム第12曲後半:Lux oeterna」

  主よ、永遠の光明を彼らの上に輝かせ給え。とこしえに、主の聖人らとともに。
  慈悲深き主よ。主よ、永遠の安息を彼らに与え、
  絶えざる光を彼らの上に照らし給え。
  とこしえに主の聖人らと共に。慈悲深き主よ。

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